その791話。西海岸から。
TOMMY BUSH - Right Kind Of Love /Come On Now (Boxer 3001)
大辞典には59年となっていて、レコード番号?、裏の曲?。。。となっているが、そんなに古い物じゃないと思う。これは聴く限り、「I Found A Love」の改作的内容だから。少なくとも、「I Found A Love」発売以降に出されたものだと思う。数枚のシングルのあるTOMMY BUSH、これ1枚しか持ってませんが、声量はあまりないながらも持てる声を張り上げて、また駆使して、そして女性コーラスに支えられて、歌う姿が微笑ましく思える。Rika盤というのがU.K.ではこれより更に人気があるようで、小リスをマンガチックに描いたような(ちょっとセクシーでもあります)何とも愛らしいレーベル・デザインに妙に惹かれますが、一度聴いてみたいところです。
その792話。同じく西海岸から。


















BONNIE & CLYDE - I Get A Feeling /I want A Boyfriend (In-Sound 405)
今日のは随分前にNAOYAさんが出していたかな!?L.A.の男女デュオ。一歩間違うとPOPになりますが(裏はちょっとその傾向)表はツボにハマってピリッとしたディープ・ミディアム。この2人に関しては何も分かりませんが、ちょっと古めの曲スタイルから推測すれば60年代初期だと思う。他にあまり聞かないので、これ1枚で散ってしまった可能性あり。男性の方などキャリアもありそうだし、その正体を知りたい。
その793話。デトロイトから。
THE PARLIAMENTS - Don't Br Sore At Me /All Your Goodies Are Gone (Revilot 211)
NORTHERN SOUL TOP500に選ばれたこのナンバー。GEORGE CLINTON率いるPARLIAMENTSですが、後に見せる非凡なセンスは未だ開花しておらず、ここでは正統派デトロイト・グループ・スタイルに則って、ヒットを狙ってたんでしょうね。特別強烈な個性はありませんが、やはりTOP500に選ばれただけあって、楽曲の良さだけでも充分聴かせてしまうが、彼等の実力も確かな物だと再認識出来ます。
その794話。マイアミから。
BETTY WRIGHT - Thank You Baby /Mr.Lucky (Solid soul #no)
今日は私もレデイ・ソウルで行きます。先日、捕獲した1枚ですが、彼女の1ST (Deep City)と2ND (Soid Soul)が揃いで出されていて、是非とも落としたかったのですが、1STの方は残念ながらさらわれました。しかし、これも彼女のルーツを知る上では貴重な1枚である事に変わりはありません。まだ熟しきらぬ青さを残しながらも歌う懸命さがここでは一つの魅力。裏はB級のアメリカン・シネマ風(?)、拳銃の音から始まるファンキーな曲。マイアミの作品はこの2人の検閲なくしては生まれないと言えるREID-CLARKがここでも制作に携わっています。
その795話。南部から。
WAYNE WARREN - Hit On Somebody's Baby /Sam, We'll Never Foget You (Happy Hooker 680)
メンフィス辺りのローカル・シンガーでしょうが、GEORGE JACKSONが80年頃立ち上げたレーベルから。GEORGEが曲を書き、プロデュースもこなすというほぼ彼のプライベート・レーベルという感じで、音も80年代の省エネ路線という趣です。まぁ、それ故に70年代を引き摺ったオーソドックスな雰囲気でもありますが。。。さて、このWAYNE、表のミディアムも悪くはないですが、裏で見せるスタイルの方が合ってる。彼もまたクック・フォロワーでした。
序でに
GEORGE JACKSON with LOUIS WILLIAMS of THE OVATIONS - Sam, We'll Never Foget You (Happy Hooker 1080)
クック・メドレーはGEORGE自身もLOUIS WILLIAMSのフォローを受けて歌っています。やはりと言うか、中盤以降でLOUISが出てくるとピリッとしますが、こういう曲ではLOUISやWAYNEのようなシンガーの方が合ってますね。
その796話。今日も南部から。
AL JOHNSON - Love Waits For No Man /Bless Your Little Sweet Soul (South Camp 7002)
今日のは皆さんお持ちでしょうね!?持ってないとア**ドさんにまた「モグリでっせ!」と言われそうですが、意外と何度も空振りして持ってなかったんです。今更、あれこれ言う事もありませんが、珠玉のサザン・ソウル、wサイダー。今ではもうベーシックですかね。
その797話。もう一つ南部から。
IKE & TINA TURNER - I'm Gonna Do All I Can /You've Got Too Many Ties That Bind (Minit 32060)
さて、NAOYAさんのマイ・ブーム、セントルイス関連から、当の本人さんたちにも登場して頂きましょう。プロデュースはIKEとWILLIE MITCHELL。どうやらMITCHELLのバンドを起用しての録音らしいです。Royal Recording Studioを使用しているかどうかは分かりませんが、まぁ大凡ハイ録音と考えて良いでしょう。表のビート・バラード、裏のサザン・ソウル・スタイルのバラードと共に素晴らしい出来。一瞬、曲調にオーティスを連想しました。
その798話。NYから。
その798話。NYから。
RODGE MARTIN -
Wasted Nights /Close My Eyes (Newark 213)
When She Touches Me /To Women (Newark 222)
今日はこの人の話題が出たので。"That's how strong my love is"はやっぱりレコードになってないと思いますよ。アセテートでも存在すれば別ですが。。。さて、手持ちから。NYのレーベルからですが、録音は南部ですよね!?Bragg盤(私、最近まで、Newarkの2枚目と同内容と勘違いして安心しきっていたアホです)は確か南部のレーベルですもんね。先日、tkさんとこで、この1枚目は内容質問させて頂いて買いました。(Nさん、tkさん、その節はお答え頂きありがとうぎざいました)こちらも名作、「When She ・・・」には及ばないながらも、良い内容ですね。ところで、両盤とも同じバックだと思いますが、このギターって誰でした!?クラレンス・ネルソン??
Re:今日のも2枚とも持っていました。
これは、ゴールド・ワックス録音なのですよ。 だから、ギターは、クラレンス・ネルソンだと僕も思います。
その799話。 マイアミから。
JOHN "ROOTMAN" HENLY - Who Am I /Say It (Dig 906)
NAOYAさんもtkさんも当たりです。アリさんは、はなから分かってましたね。そうJOHN "ROOTMAN" HENLYの「Who Am I」でした。Brown Stoneからも平行リリースされてます。原曲はFAMOS FLAMES(BOBBY BYRD)が歌ったもの。一緒に貼り付けておきます。まぁ、比べてもしょうがない。それぞれに良さがあります。兎に角、この曲、大好きです。Brown Stoneからもリリースされたって事は御大J.B.とも何らかの関係があったのでしょう。tkさんご推薦の「Say It」も勿論、良いですが、今の私はこちらを聴いただけで、満腹状態。中々、裏へ行けないでいます。
その800話。 セントルイスから。
LEON PETERSON - Searching /I Know You Know (Bobbin 137)
アーリー・ソウルです。OLIVER SAIN'S Orch.のバックを受けて、ゆったりと歌ってますが、本領発揮は中盤以降での間奏の後。豹変ぶりにディープ・ファンはやはりニヤリとさせられるのでは!?ここからはリキみっぱなしで突っ走る。。。しかし、曲がちょっと短いのが玉にキズですが。聴いての通り、WILLIE HATCHERのあの曲とは同名異曲。
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