TERRY HUFF - Come On Around /I Wish (Circle City 92682)

珍しくスウィート系で。ファルセット・オンリーの作品ってのはちょっと物足りないのだが、この人は別ね。MaintsreamでLPを出していたあの人です。このレーベルからはKLASというグループが出ていて、結構日本にも入って来たが、そのラベル上にTERRY HUFFの名があったので、この人の作品もあるんじゃないかな!?と思っていたが、やっぱりありました。アレンジにはスウィート・ソウル作りの職人、AL JHONSONの名も。。。LPの印象が強烈で、その印象が今でも蘇る。この声に心洗われるんですな。


JACKIE OPEL - You Gotta Cry/Shelter The Storm (MGM 13391)

ジャマイカンが歌うディープ・ソウルといえばSMOKY 007が有名ですが、これもそんな感じでしょうか。純潔しかダメという人には向きません。それでもディープ・ファンには知られていて、"SOUND OFF Vol.6"でも取上げられています。バックのゆるさはやはり、カチッとした南部のものには全く及びませんがが、このヴォーカルを無視するのはホシイ。歌心を感じ取って頂ければと思います。
その992話。今日のはジャマイカン・ソウルです。
その991話。インディアナポリスから。


















THE SOLARS - Nobody Knows But My Baby And Me/Same (King 6295)Dj

音を聴いてあれ!?と思われた方もいるでしょう。そうなんです。FAMOUS FLAMESが同レーベルでやっていた曲と同じです。どういう経緯で出されたのかは良く分かりませんが。。。この時代、まだどちらのグループ名で行くかハッキリしてなかったんでしょうね。FAMOUS FLAMES名義でPeople盤もあったと思うので、そちらに改名したとも考えられます。それはさて置き、やはりこれは作品としては傑作ディープだと思います。尚、レギュラー盤の裏はFAMOUS FLAMESとは別の曲らしいですが、Dj盤のため、そちらは未聴です。
その993話。オハイオから。


BILLY EASTON - Why Can't This Time /I Was A Fool (Dispo 700)

先日の東京土産から。アレンジャーにDONNIE HATHAWAY、70年代の作品だと思います。大辞典によればBILLY PERRYという人と同じシンガーとの事。そのシンガーは持ってませんが、この感じなら中々期待させます。両面ともミディアムで強烈な印象はありませんが、これが聴く度にじわじわとその良さが伝わってくるスルメ・タイプ。帰って来てから何度もターンテーブルに乗ってしまうんだな、これ。
その994話。シカゴから。


MAURICE JACKSON - Step By Step/Inst. (Plum 30)

NYのレーベルからですが、制作陣を見るとシカゴかと思います。EMMETT GARNER JR.のプロデュース、そして昨日に続き、D.HATHAWAYのアレンジにて制作されています。いかにもありげな名前のシンガー名。ノリの良いミディアムでシンガーの声質も結構好み。これで、もう一つ盛り上がりがあればグレートと言えますが、それがない故にイキそで行かないミディアム・テンポに残念ながら終わっています。
その995話。シカゴから。













PEGGY SCOTT & JO JO BENSON - Can't Find Love /We Will Always Be Together (Atco 6808)

さて、これも東京土産。アリ兄ぃに「おぉ、これこれ」と差し出され、言われるがままに買って来ました。先日、BETTY & CHARLESのカバー・バージョンをこちらで貼り付けたので、憶えておられる方も多いと思います。その時にどちらが良いかという意見も賛否両論頂きましたが、もうこれは各人の好みに委ねるしかなさそうです。兎に角、両盤共が傑作。素晴らしいバラードです。制作はどちらもマラコ録音。尚、こちらの裏も素晴らしいジャンプ。
996話。南部から。


FABULOUS FOUR - If I Knew /EveryBody's Got To Have Heart (Saintmo 300)

昨日のBETTY & CHARLESの片割れ、CHARLES WARRENが在籍していたと思われるグループ。先日、tkさんから情報を頂いてから入手しました。両面ともソング・ライティングにCHARLES WARRENの名が見えます。噂通り(?)のショボいバック。まるで質の悪いデモ・テープでも聴いてるかのようなホントにお粗末なバック。レコーディング するんだからもう少し何とかなんないの!?と言いたくもなるが、グループの歌自体は悪いものではありません。これで、良いバックを得ていたなら結構良い作品に仕上がったであろうと思わせます。
その997話。セントルイスから。


STEVE ALAIMO & BETTY WRIGHT - I'm Thankful/After The Smoke Is Gone (Atco 6659)

再び男女デュオが続きます。STEVE ALAIMOは残念ながら白人シンガーですが、マイアミの歌姫、BETTY WRIGHTとのデュエットはソウル・シンガーになり切っていて、出来としてはかなり良い。 BETTYちゃんが歌ってなかったら買わなかったでしょうが、ソウル作品としては成功したコラボレーションではないかなと思います。「After The・・・」の方がPlugですが、貼り付けた裏の方が気に入っています。
その998話。フロリダから。


WILLIE WILLIAMS - Just To Be Loved By You /Name It (RCA 47-9736)

GWP PRO.の制作マークが付いているから当然シカゴでしょう。GAMMA、Lakesideで多少は知られているディープ・シンガー。ここではPlugでバラードを披露してくれています。テナー系の声ですが、この粘りつくようなシンギングにディープ・ファンならば、反応するハズ!?サザンとは一味違いますが、このバラードは素晴らしい。裏のジャンプも熱さイッパイで、これならグレート・ダブルと言える。
その999話。シカゴから。
皆様、長い間お付き合い頂き、本当にありがとうございました。
四年余りを費やし進めてまいりました「ソウル千夜一夜」は今晩を持ちまして終了致します。自分自身としてもよくもコツコツ続けられたものだなと今、改めて感慨に耽っております。これも偏に皆様のご支援のおかげにて達成する事が出来ました。また、私自身、地域等の情報を調べ、音を聴き、コメントを述べる事により、ソウルの見えなかった部分が、大分整理出来ました。しかし、掘っても掘っても底が見えない、ソウルという音楽のマテリアルの底なしの深さを同時に感じ、生涯を費やすに値するものだと確信しました。この途方もない作業は既に私自身のライフ・ワークとなっており、この先も形を変え、続けていく所存でございます。先日もここの部屋の皆様とお会いし、その情熱、志の高さを再認識いたしました。これまで、お付き合いくださった皆様がこの後も地獄の底までお付き合い下されば、幸いだと感じております。では、最後にこの部屋に来て、入手した時に最も胸が高鳴った思い出のお皿にて。。。

では、
「ソウル・千夜一夜」・・・ラスト・ナイト。



THOMAS BAILEY - Wish I was Back /Same (Federal 12567)Dj

ピケットの名唱で知られているこの曲をカバーする無名のシンガー、THOMAS BAILEY。しかし、ディープ・ファンの間では有名過ぎるほど有名ですね。この圧倒的なパワーに打ちのめされました。
今後も皆様にご多幸と良いレコードが訪れますようお祈りして、この企画を終えたいと思います。゜★。・゜ありがとうございました。゜★。・゜

♪ SOULFULLY, NAOYA : 12月30日(金)11時09分40秒

ひとまず、お疲れさまぁ〜〜と言っておきます。 でも、「地獄まで・・・」が直ぐにまた始まるので安心しています。 

僕の方は、いつまで続くか分からないけど、取り敢えず、紹介だけはし続けるつもり。 僕が常々感じていた事だけど、ファンジンで賞賛されている良質そうなお皿を実際に自分の耳で確認したいという欲求があって、それならば僕と同じ欲求を持っている人達に、このインタネという便利な環境の下、僕が持っている盤については実際にその音を聴いてもらい、この部屋の視聴者側で判断してもらうという初心は今でも忘れていませんから。。 それにより、都内等で行なわれているレココンに参加したくても参加出来ない人達にも、全部は無理だけど多少なりとも実際の音を提供出来る事で、ファンジンとは違った情報の提供が出来ると思う気持は今でも変わっていません。 これについては、僕もSTDさんを始めこの部屋の皆さんから同様な情報を頂いているわけだから、今後共宜しくお願い致しますと言いたい。

今日のトーマス・ベイリー、本当に縁が無く未だに捕獲出来ないでいる羨ましい盤だけど、いつも聴いて思うのは、そんなに精一杯歌わなくても。。。と、なんか可愛そうになってしまうのよね。

兎に角、今後共宜しく!!
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