BETTY & CHARLES - Can't Find Love /Somebody's Foolin'(Crazy Horse 1321)

昔、Vividのオムニバス、「SOUL CHANT」でも紹介された事のある男女デュオです。本名はBETTY JOHNSON & CHARLES WARREN。69年産、マラコ録音によるディープ・ソウルです。男女デュオって普通、両方共にストロング・タイプって少ないですが、この二人に限ってはそのタイプ。ゆったりしたマラコ・サウンドに安定した二人のディープ・デュオが映える60年代最後の傑作。オムニバスLPに収録されたCHARLES単独の未発ナンバー「I'm Praying」も昔から大好きなナンバー。これはGrapevineのマラコ・コンピにも入っています。
その971話。南部から。


PERCY WIGGINS - Love Is Wonderful Thing /Sing A Song (RCA 47-9838)

SPENCERの兄弟でありながらも活動レーベル等、歩んだ道に殆ど接点がないので、人気においても大差を付けられた感もあるPERCY。しかし、ツボにハマれば独特の魅力がある。これはそのツボにバッチリとハマったとは言い切れないが、それでもまずまずのジャンプ。これは今、聴くとそうなのであって、昔はその良さも分からずにいた。。。。当時はA-Bet等、まだ音源さえも聴けず、こんなもんじゃないだろう!?という思いで聴いていたように思う。気持ちの上で少し余裕が出来たのかな。裏は今、聴いてもちょっとダメでした。
その972話。南部から。


















GENE MIDDLETON - Don't let Green Grass Fool You /No One To Love Me (Funk Factory 5506)
& THE FUNK FACTORY

大辞典によれば3枚出ているシンガーで最後のSoul City盤が結構高値。(アリ兄ぃ、また聴かせてくださいな)ワシ、いつもショボいビットしかしないんで、逃げられてます。後の2つは手元にありますが、これが2枚目。レーベル名に反し割りとオーソドクスな展開。表のスロー、裏の小気味良いテンポのミディアムと適度にディープ且つ安定感のあるシンガーです。
973話。西海岸から。


SONNY GREEN - It's A Game /I Can Ketch But I Can't Hold (Fuller 8156)

SONNYはソウルとしても佳作を残しているが、これはデビュー盤となるブルージィな1枚。JOHNNIE TAYLORがやりそうなブルーズン・ソウルです。ソウル・ファンでもこういうのはダメという人もいますので、万人向けとは言いませんが、ALBERT WASHINGTONやLITTLE JOHNNY TAYLORそれに先のJOHNNIE TAYLORのこういう作品も好きと言う方にならアピールできるかなと思います。ブルージィな曲調故の独特の緊迫感をここは堪能して頂ければと思います。裏はよりストレートなブルース・ナンバー。
その974話。西海岸から。


SKIP JACKSON - Peace of Mind /Don't Go To Strangers (Capitol 3397)

SKIP JACKSONは既に取上げていますが、レギュラー盤(裏付き)に買い換えたので、再度取上げます。これ以前にもDOT-MARというレーベルでSHANTONSというグループを率いて、良質のグループ・ソウルを展開していましたが、こちらはその後と思われる作品。さすが大レーベルからのリリースという事もあり、バックもかなりモダンなサウンドでなっておりますが、SKIPの苦みばしったヴォーカルは健在。両面ともかなり聴かせてくれます。

ついでに。。。



SKIP JACKSON & SHANTONS - I'm On To You Girl /Promise That You'll Wait (DOT-MAR 324/5)

こちらがそのDOT-MAR盤です。グループ・スタイルですが、邪魔にならぬ程度のコーラスが付く程度で、殆どSKIPの一人舞台。70年代に近いグループ・スタイルのソウルを展開しながらも、SKIPのどこか垢抜けないヴォーカルが60年代を思わせ、そのコントラスの妙がこのグループの味と思います。いいですね、この声。
その975話。南部から。


SUNRISE MOVEMENT - Nothing Left But Love /Clock Wise Revolution (Ghetto Production 002)

このレーベルでは他にGHETTO FRIENDSHIPがグループ・ファンには知られていますが、こちらも裏(実際には表)の「Nothing Left・・・」が"Funky & Groovy Music Records LEXICON"に選出されているので、別の意味で注目されている事と思います。片面はソウル・サイドとなっておりオーソドクスなグループ・スタイルで展開されており、結構聴かせてくれます。甘過ぎず、適度なリードの辛さもあり、こじんまりとしたテンプスって感じでしょうか!?尚、このグループに参加しているLENNY MAYESが後期ドラマスに加入していますので、デトロイト辺りのグループかと思います。
その976話。デトロイト(?)から。


ARABAINS - School Is Cool /Tell Me (Maryjane 1006)

EDWARD HAMILTON率いるARABAINSですが、これに付いてはARABAINS名義。裏の「Tell Me」は他のシングルで何度もリリースされているので、ここでも複数回の登場となっていると思うが、こちらのヴォーカルは間違いなくEDWARD自身。表の「School Is・・・」に付いては、そうとも言えるし別人とも感じる。しかし、このナンバーはカッコいい。辛口のヴォーカルが疾走するジャンプ。
その977話。デトロイトから。


J.P. ROBINSON - What Can I Tell Her /Doggone It (Alston 4583)

これもtk先生のお導きシリーズ。先生はまた多忙期に入られたようで、最近は沙汰がないが今、確認して来たらこれがAlstonの4枚目との事。70年代に突入してからの作品で、なるほど曲調もそんな感じ。表は陰影を付けた感傷的なバラードで、J.P.の感情移入ぷりがお見事。このレーベルにも多くの傑作があり、ベストとは言わないが水準はかなり高い。裏のジャンプも楽曲の良し悪しは別として、こちらも気持ちのぶつけっぷりがやはり熱い。この時代のJ.P.の充実ぶりが伺えます。
その978話。フロリダから。


LAURA LEE - Up Tight, Good Man /Wanted: Lover, No Experience Necessary (Chess 2030)

ベーシック・アイテムですから皆さん、何らかのフォーマットでお聴きになっている事でしょう。私はと言うとP-Vineの2枚組LPで片付けておりましたが、先日のFame特集に触発されて、やはりシングルで聴きたいと思った訳です。こんな凄い名盤がまだまだオリジナルで安く買えるのだから、そう考えれば世の中捨てた物でもありません。申し分のないバックに申し分のないLAURAのヴォーカル。やはり、シングルでの臨場感、音の厚みは違うなぁ〜。
その979話。南部から。


OSCAR TONEY,JR - Person To Person /I Wouldn't Be A Poor Boy (Capricorn 8010)

OSCARのCapricornでの4枚はどれも素晴らしく、外す事は出来ませんが、この# 8010は意外と出て来にくいのもありますが、盤質がもう一つだけにずっと苦になっていましたがこの度、良い状態の物に買い換える事が出来ましたので、もう嬉しくて。わはは。内容を表現するなら4枚揃った今、我が家の家宝に昇格させよう。。。と言えば分かるよね!?いや、言わなくても聴けば分かる。
その980話。ジョージアから。
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