THE BOTTLE TOPPS - Ain't Love Trouble/Could You Be The One (Pink Bird 113)
feat. LITTLE JACKY

Unknown Groupによる70'S クロスオーバー。情報は何もありませんが、先日届いた最新のL.S.のリストに載っていたのが気になっていたものです。彼のコメントによればRare + Greatと評されているので、恐らくあそこでは尋常な値段では買えないような気がします。レーベル・カラーがメタリックなシルバーで、何となくLITTLE RUBENのNR盤を彷彿させますが、音もあの時代の音(80年代少し前のモダンになり切らない音)。あれほどのグレートな出来には及びもしないし、シンガーの資質もグッと落ちます。しかし、二流である事を承知して聴くとこの時代ならではのチープな中の味が見えてきて悪くないなと感じています。裏では古いR&B風な曲を取り上げていますが、もう一つ魅力に欠け、成功していない。
その961話。地域特定できません。


JIMMY MAMOU - Funky Love /Yakety Fikes (Capitol 2228)

グルートとは言いませんがオーティスを真似ようという姿勢が涙ぐましいで賞を差し上げたい。バックまでMG'Sに似せている。まぁ、こういうのは比べないで、素直に楽しむのが正しい聴き方でしょうね。声質、熱さはそれでもかなりの物です。裏はインストなので、バックまで含めたVo/Inグループかも知れませんね。
その962話。多分、南部!?。


TOMMY RIDGLEY - Live While You Can /Sometimes You Get It (TUDOR 664/5)

TOMMYの欲しいと思っている本命のお皿は中々手に入らないが、これも悪くないので取り上げます。恐らく音の感じから推測すると80年前後かな!?しんみりと展開されるスロー・バラードで、途中で女性もデュオ風にチラッと出てくる。ここで使われる語尾のフレイジングを連呼するよな唱法は何となくMcKINLEY MITCHELLを思わせますね。曲自体も良く、後期の物としては傑作と言えるんじゃないかな。裏はサザン・ジャンプですが、もう一つノリ切れない。
その963話。N.O.から。


HOAGY LANDS - Reminisce /Why Didn't You Let Me Know (Spectrum 129)

HOAGYのSpectrum盤も最近はあまり見ないので、「ある時にこうときや」です。これは4枚目ですね。tk先生のお導きシリーズです。表のバラードから素晴らしい。GEORGE KARRがやりそうなN.J.風、陰美な場末のストリングスで始まりますが、溜めて、溜めて爆発という完全無欠のスタイルで迫ってくる。バックがちょっと甘いのが気になるが。。。裏は3枚目(#122)の片面と同曲。だから1度貼っているハズですが、抜群のミディアムなので、もう1度イキます。
その964話。N.Y.から。


BETTY LaVETTE - Take Another Little Piece of My Heart /At The Mercy A Man(SSS Int. 839)

ベテイちゃんって呼べるレデイ・ソウルは結構いるが、こちらのベテイちゃんも結構好きなシンガー。SSS盤は結構見ないが、大辞典には3枚記載されている。これが1枚目で、2枚目はSilver Foxと曲名がダブっているので再発の可能性もあり。3枚目はHANK BALLARDとのデュオらしいが裏は?となっているので、桜井さんも持ってないのかも知れないし、ちょっと怪しい。話を1枚目の内容に戻すが、こちらはSound of Memphis録音とクレジットがある。デトロイトを拠点としていた彼女ですが、Silver Fox同様にメンフィスのバックで録られた彼女もまた好きです。これも彼女の土臭く、ハードな面が見られる好サンプルだと思います。
その965話。南部から。


ARTHUR CONLEY - Where he Leads Me /I'm A Lonely Stranger(Jotis 470)

ARTHURのFame、Atco以前の作品で2枚あるこのレーベルでの1STで65年産。JotisというのはOTISが設立したレーベルで、BILLY YOUNG同様、OTISの秘蔵っ子として迎え入れられた。この時点でARTHURの歌は既に堂に入った堂々としたものを感じるが、表のミディアムなどクック風味もチラリと見せ中々魅力的。裏は感傷的なバラードで、切々と歌う姿がまた良いが、曲調は南部というより、シカゴ風。尚、両面ともソング・ライトはOTISとARTHURの共作。
その966話。南部から。


ROSCOE ROBINSON - I'm A Child of The King /Sell Out To The Maste r(Constellation 600)
& THE BLIND BOYS OF OHIO

ソウル・ファンと言えど余程好きなシンガーでない限りゴスペルまでは手を出さないでしょうが、実はコレ、某ベテラン・コレクターの方が昔、某誌で企画されたDeep 100選に入れていたので気になっていました。そこには「誰が何と言おうと彼のベストはこの(裏)ジャンプだ」と力強いコメントをされていただけに。う〜ん、彼のベストは色々は諸条件が(これは偶然性もありますが)揃ったこのゴスペル時代に訪れたのかも知れません。勿論ソウル録音にも良い作品はあります。表のスロー〜ミディアムもチラリ、クック風味もあって素晴らしい。こういう世界は聴けるチャンスも少なく知らないだけで、良いものが結構ありそうですね。
その967話。シカゴから。


RUDY MOCKABEE - Cheep Up /Sweet Thing (Atco 6721)

ROY LEE JOHNSONの名曲のカバー。パブリシャーはRedwel & Fameとクレジットされているが、プロデュースはDAVE CRAWFORDとなっているので、これはFame録音ではないですよね!?それは置いておいて兎に角、RUDYのシンギングの素晴らしいこと。ROY LEEに勝るとも劣らない出来です。表の有名曲で、裏は割りと見過ごされていますが、こちらも素晴らしいジャンプです。
その968話。南部から。


DILLIARD CRUME - Take It On Home /Save Your Love For Me (Grit 101)
& THE SOUL ROCKERS

CRUME BROTHERSの一人。兄弟での活動も70年代には解消されそれぞれが単独で歌っていたようです。嘗てはゴスペルを歌っていた彼等ですが、LEROYはディスコっぽい作品まで歌っています。さて、こちらのDILLIARDはLPまで出されていますが、この表の「Take It ・・・」はNot On。ストレートに歌われたジャンプでまずまずです。裏の「Save Your ・・・」の方はクック調で歌われていて出来はこちらの方が上かな。。。実はちょっとズルしてます。裏はLPで聴けるのでDJで手を打ちましたがこのDJ盤はS.F.です。貼り付けはLPから。
その969話。西海岸から。


CHARLES MINTZ - Give A Man A Break /Finders's Keeper's (ABBOTT 2011)

NYのレーベルからですが、このレーベルは主に自社でレコードを作るのではなく、いずれも買取によりリリースしてるようです。これもフィリーのUp-Lookがオリジナルで、過去に2枚は紹介していると思う(1枚はPS付き再発盤ね)が、出来はこれが最も良いように思う。個人的には表のファンキー味もあるジャンプに軍配。中盤以降のギアを切り替えて「Oh Baby.....」と行く辺りが何ともいえず良い。裏のバラードも抜群って訳じゃないが、良い感じで雰囲気は出てる。
その970話。フィリーから。
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