DAVID DUKE - Is It Over/Gimme Some Lovin' (Hi 2184)
これ1枚しかないと思われるシンガーですが、ソング・ライティングも行っているSAM
R. MOSLEY本人との噂もある。地味な感じの曲で、シンガーとしても目立つ部類じゃないですが、Hiレーベルの中でも中浪な良さを持った1枚と言えそう。意外と出て来ないよね!?おっと忘れるところでした。OTIS
CLAYもカバー(?)してます。
その941話。南部から。
THE CASANOVA TWO - We Got To Keep On /I Was A Fool (Early Bird 49658)
1年以上前に彼らのこのレーベルでのもう1枚を取り上げましたが、憶えてないですよね!?この1枚目の方がレア度も内容もよりハード。ノーザン風デュオの2人の正体はFEDDIE
HUGHSとWYLIE
TRASSです。表は気持ちよいステッパーで、息の合った高域でのシャウト合戦が聴き物。裏は更にテンポを上げてよりハード・ドライヴィンに攻めてます。しかし、たった2枚で消えていったのは残念ですね。
その942話。西海岸から。
DAVID WILL - Loneliness /I Remember You (Soul Craft 101)
DAVID WILLはこのレーベルに2枚でしたかね!?何せ持ってなかったものですから。随分前にNAOYAさんが取り上げていたと思います。手持ちにあるC.C.NEAL同様、60年代から脱却した新しいサウンド・アプローチ(今で言うクロスオーバー)を試みながらもディープ・フィーリングをしっかり残しているところが凄く良い。疾走感+ディープ・フィーリングとでも言おうか。裏はクック調も入っていて更に良い。これはこう叫びたいね。。。。HOT
DOGGG!!!!!
その943話。同じく西海岸から。
THE TOPICS - Women's Liberation /I'll Understand (Castle 1002)
あのBRUCE
CLARKE関連のレアLPのあるNYグループとは別の同名グループ。こちらはJAMES SPENCER絡みのFULL
FOURCEとか出ている西海岸のレーベルからです。表は勢いのあるナレーション入りミディアムでハツラツとした姿が気持ち良い。裏はファルセット主体で、個人的理想とはちょっと違うがそれでもスィート・ファンには受け入れられそう。いつ買ったのか全く憶えてないが、最近レコ整理してたら出てきました。
その944話。西海岸もう一つ。
LITTLE CHARLES & THE SIDEWINDERS - The Loner/Inst. (Decca 32233)
さてこれは先日、気になって情報をNAOAYAさんにお聞きしたお皿。その節はありがとうございました。無事、捕獲出来ました。で、内容は汗飛び散るような勢いのアッパー・ナンバーでした。LITTLE
CHARLESが歌うのだから、そうは悪かろうハズはないと睨んでいましたが、思わずニンマリ。このディープ声でエンジン全開に歌われるともう、たまらない。シンガーもバックも熱い!!裏でもう1曲聴きたかったがインストで残念、まぁでもこれ1曲でお腹一杯です。
その945話。NYから。
THE CONSTELLATIONS - In Love Forever /Can't Get You Out Of My Mind (Sonday
6001)
863話で取り上げたグループですが、出来としてはこちらに軍配が上がる。個人的に聴く(買う)グループ物ってどうしても臭みのあるエグいリードがいるグループを好んでしまいます。昔は私も虫歯を恐れず甘〜い物もよく聴いていました。長い間、聴くに付け、徐々にですが自分の好みって物が確立されて来たように思います。特に最近はファンキッシュなフレーバーをふりかけた感じの物が好物(モロ・ファンクじゃなく)。これや一昨日、NAOYAさんが貼り付けていたPERSUADERSのNot
Onなんて感じのナンバーにグッと来る今日この頃です。
その946話。NYから。
CHARLES JOHNSON - Good Good Lovin'/Don't Lose The Groove (Dash 5065)
先日、最近の世界市場での高値情報として話題の出たCHARLES JOHNSONの別の1枚を取り上げます。サウンドはAlstonとほぼ同時期の80年なので、モダンな作りとなっており、この板で全面支持されるかどうかは分からないが個人的には好きな1枚。元々CHARLES
JOHNSONというシンガーは75年のMIGHTY MO盤を皮切りにこれを含め3枚しかレコードはなく、クロスオーバー〜モダン・ソウル・ファンに支持されているシンガーです。ここでのミディアム・ダンサーでも哀愁を帯びたエモーショナルな唱法に時折、ファルセットまで駆使したシンギングが光るナイス・マイアミ・クロスオーバーに仕上がっています。尚、大辞典ではこのDash盤の情報は欠落。そして、気になるMIGHTY
MO盤。。。その画像は大辞典に載ってはいるももの、私自身まだ一度も耳にしたことがない。
その947話。マイアミから。
SAM MOSLEY - You've Got It/Charlie Tuttle (M.O.C. 672 )
忘れないうちに取り上げよう。先日取り上げたDAVID DUKEと同じ人との噂のSAM
MOSLEY。入手出来ましたので、ここは一つ聴き比べてみよう。曲調もバックの感じも異なるので、さらっと聴いた感じでは捕らえ難いが、よ〜く聴くと同じかなぁ。。。と思えて来た。結論付けはしませんので、まぁ各人で聴き比べてみてください。こちらの作品は取り立てて凄いという曲でもないが、無視するほどでもないミディアム・ジャンプ。中間でのエグいギター・ブレイクなど味もあって捨てがたいね。
その948話。南部から。
DORI GRAYSON - Sweet Lovin' Man /Be Mine Sometime (Peermont 1056)
ルイジアナのMurcoからシングルを出していたレデイ・ソウルです。こちらはその後と思われるが、残念ながら大辞典では抜け落ちている。MurcoはEDDIE
GILESもレコードを出していたレーベルですが、その時よりの付き合いと思われ、「Sweet
Lovin' Man」はそのEDDIEが曲を書いています。Murco盤では南部風な中にも可憐な雰囲気を少し漂わせていた彼女ですが、ここではグッとたくましくなっている。Plugとなる曲もまずまずのジャンプですが、裏は何と女性にしては珍しいクック・スタイル。この曲調でやられたんじゃ放っておけない。
その949話。南部から。
EARL RANDLE - Got Bless Martin Luther King/Clean It Up (3147)
少し新し目のサザン・ソウル。EARL RANDLEはHiでソング・ライティングしていた人で、自らも歌手として遅まきのデビューを果たしています。恐らくこれも自己レーベルからで、マイナー故にあまりレコードが出て来ませんが5枚は出ているようです。
80年以降という事もあり、伸びやかに、また少し甘味も含みながらも、下手に小細工せず、サザン・マナーで歌われているのが良い。以前SOUND
OFF誌でディープ・ベスト10特集が組まれた時にどなたかが選んでいたように思います。ラベル上クレジットのEngineersにLEROY
HODGES、WILLIE MITCHELL、DAN GREER等の名も見え、メンフィス同窓会の風情。
その950話。南部から。