その931話。NY(?)から。
IKE LOVELY - You're My Bad Habit /I Want It All (Capitol 2380)
tkさんやNAOYAさんが持っているのを横目で見ながらチャンスが回らず焦っていましたが、やっと手にしたこの1枚。Wand盤とは随分イメージも違って、こちらはなりきりOTIS。彼のアイドルだったのでしょう。雰囲気は出てます。しかし、これだけで終わっては唯のモノマネ自慢。裏はその雰囲気を脱したジャンプ。ディープ・ファンには充分受け入れられる充実のダブルでしょう。












その932話。南部から。
JANET & THE JAYS - Love What You're Doing To Me /Pleading For You (Hi 2129)
彼女らはHiの前に1枚、Hiで2枚のシングルを残していますが、内Hiの1枚はずっと以前に紹介しています。その1枚には詳しいクレジットがなく、GENE MILLERの方かな!?とは思っていましたが、こちらにはクレジットされていました。サウンドは似通っているので、彼女らのHiでの4曲はGENE MILLERが作り出すもう一つのHiサウンドと言って良いでしょう。両面共にノリの良いミディアムとジャンプですが、個人的には裏のジャンプの方が気に入っています。欲を言えば、WILLIE MITCHELのプロデュースで、スローを歌って欲しかった。
その933話。デトロイトから。
ROBERT WINTERS - Soul Motivation /Inst. (Ron's 05)
tkさんが昨年の「愛すべきトホホな1枚」に挙げていたお皿。バック・トラックを流して一発録りしたかのようなチープな録音で、もう少し何とかならんのか。。。と思えてしまうが、言われる通りヴォーカルは活きてるね。バックさえしっかりしていたら、かなりの傑作に仕上がったと思う。しかし、このヴォーカルだけで、結構イケる。昔、会社の上司に連れて行って貰ったカラオケ道場というのがあり、カラオケをバックに歌ったものをレコード・プレスしてくれる店があったのをふと思い出した。さて、この曲、別レーベルの別グループにこれのオリジナルとなった原曲が実はある。それはまた明日ね。
その934話。デトロイトから。
THE SOUL GENERATION - Soul Motivation Pt.1 /Pt.2 (Tru-Ba-Dor 724)
あまり期待しないでください。特にネーミングから想像すると、えっ、あのグループ!??って思われそうだが、全く別の女性グループです。これをプロデュースしているSHELTON HILLという人がデトロイトでは顔の利くプロデュサーらしく、その関係からこの盤の出された翌年の69年にROBERT WINTERSが大胆なアレンジを施してカバーしたらしいとの事です。この情報は某ファンジンにてイギリス人が提供してますが、このグループのリードについてはDEE EDWORDSタイプなんて言ってる。やはりというか、イギリス人の感性はよう分からん。我々が感じている良い時のDEE EDWARDSとはいささか違うような気がするが。。。。まぁ、それでも、ミディアムに仕上げられたこの曲、何度も聴くうちに好きな部分も少し見えて来た。
その935話。南部から。
PEP BROWN - I Am The One Who Needs You /Don't Blame Me (Polydor 14204)
Lavaでの2枚、Polydorでの2枚は絶対手に入れたいと思っていたが、いつの間にか揃ってました。それ以降のモダンなヤツは値も張るし、まぁどっちでも良いです。彼はマスルショールズで録っていましたが、ここではMARK XVI Studioという場所を使用してる。その為かどうかは分からないが、曲調の分岐点とも言えそうで、これまでのスムーズ且つオーソドックスなスタイルはなりを潜め、新しい追求を試みたかのような70'Sクロスオーバーな作品。彼の持ち味には割りと合っているようで、エモーショナルな作品に仕上がった。ありがたき裏付きだが、こちらは曲がもう一つ練れてなく、残念。
その936話。デトロイトから。
JR. WALKER & THE ALL STARS - What Does It Take /Brainwasher (Soul 35062)
千夜一夜」908話で取り上げたELECTRIFYING CASHMERESもカバーしていた曲の原曲。あの時、NAOYAさんに聴かせて頂いて、あれからシングルに巡り合いました。E.CASHMERESほどのストロング・リードはここには出て来ませんが、楽曲の良さと哀愁漂うサックスだけでもイケそうです。それに花を添えるJR. WALKERの味のあるヴォーカルが乗っかったというこれはこれで傑作ですね。


BUDDY LAMP - Good News/What More Can I Do (Gone 5014)

tkさんのHPのメイン・コンテンツ、MY FAVORITE 45'Sにこの人の名が連なっているので、早く更新されないかな!?と思っていましたが、まだの様。これはBUDDYのデビュー作で、内容はアーリーです。直ぐに思い浮かんだのはサム・クックの「Ain't That Good News」。聴いた感じもあれに良く似たアップ・テンポ・ナンバーです。なるほど、クックに触発されて、出した作品だな。。。と思っていました。念のため、大辞典で調べたらその認識はちょっと違った。この作品が61年で、クックの方は64年。じゃあ、逆かぁ!?でもハッキリ言って、この時点でシングル1枚しかない、シンガーの作品にR&B界のスター、クックが影響されるなんて事はあり得ない。クレジットでの類似性もなさそうだし、ただ単に似た題名の似たテンポの曲ってだけだろうか!?おっと、忘れるところでしたが、BUDDYらしいストロングな持ち味は既に充分出ています。

参考までに。



SAM COOKE - Ain't That Good News (from LP,RCA 2899)

大辞典の情報が正しければ、クックのこの曲もシングルでのタイトルはただ単に「Good News」との事です。
その937話。NYから。


HALO GOSPEL SINGERS feat. J.J. BARNES - Only Things From God/Pt.2 (Golden Age 101)

J.J. BARNESのゴスペル作品。 さすがに81年なので、モダン・ソウル聴いているみたい。しかし、ゴスペル故に救われた面もあり、シンセがピュンピュンという感じはなく、割とオーソドックスなスタイル。少し肩の力を抜き加減でも聴ける感じですが、J.J. BARNESも変に新しい事はせず、直球で勝負している辺りは買えるね。
その938話。デトロイトから。



THE DAPPS - I'll Be Sweeter Tomorrow /A Woman, A Lover, A Friend(King 6201)

J.B.Pro.制作のグループ物。O'JAYSの持ち歌で、ESCORTSもカバーしていた「I'll Be Sweeter・・・」、このグループもカバーしてました。曲が素晴らしいだけにどのグループの物も出来が良いですが、このグループのバージョンも中々です。裏は表の洗練されたスタイルは何処へ行っちゃったの!?と感じずにはいられない、泥臭くブルージィなナンバー。こちらが彼らの真の姿!?リードの声はストロングで良いですね。尚、シングルはもう1枚あるようですが、未聴です。

さて、こちらがオリジナルのO'JAYSと70年代にカバーされたESCORTS。



THE O'JAYS - I'll Be Sweeter Tomorrow(from LP,Bell 6014)
THE ESCORTS - I'll Be Sweeter Tomorrow(from LP,Alithia 9104)

この2組の共通点はどちらもGEORGE KERRによるプロデュースです。
その939話。オハイオから。


JOE SIMON - Let's Do It Over/The Whoo Pee (Vee Jay 694)

今朝の"Hot Soul News"で予告した曲。アリ兄ぃがFame企画の中締め(?)にBGMとして取り上げていたので、非常に気になった。JOE SIMONは食わず嫌いしてましたので、殆ど持ってないです。Fameと聞いて、慌てて入手しました。ソング・ライティングにはD.PENNの名も見える。彼は元々、爆発するタイプのシンガーじゃないけど、ここでも噛めば噛む程に味の出る好曲に仕上がってます。ちょっと認識改めよっと。
その940話。南部から。
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