その901話。オハイオから。
SAMMY JONES - She Didn't Know /You've Got To Show Me (Jenesis 234)
早いもので、今日から9月です。月夜にススキ野と見立てればレーベルに秋を感じます。さて、名も無いマイナー・シンガーの70年代と思われる曲ですが、このヴォーカルは中々良いね。もう少ししっかりしたプロデュースと制作陣を得られたならグレートな作品に仕上がったと思います。裏はマイナー特有の少し霞のかかったようなバラード。しかし、マイナー・シーンでのみキラリと光る。。。そう、この地で有名なLOU RAGLANDに通ずるような良さをこの人も持ってます。











その902話。東海岸(?)から。
WILSON WILLIAMS - Ain't That Loving You /Can't Get Used To Losing You (How Big 202,930/1)
abcからLPの出ているWILSON WILLIAMSと同じ人だと思いますが、LPを処分してしまったので、聴いての確証は得られておりません。U.S.B.D.G.の鈴木さんの解説によれば、彼はこのLPの前にヴァージニアのノーフォークにて2枚のソロ名義シングルを出していると書かれているのですが、恐らくこれじゃないかと睨んでいます。このレーベルには確実にもう1枚あり、それは某オクにて目にしています。さて、表はノーザン・タイプのアップ。音の感じからすると70年代初頭かな!?と感じます。ハツラツとしたシンギングも良い!裏はノーフォークを臭わせるインディな香り立つスローです。
その903話。ニューオリンズへ思いを馳せて。
TOMMY RIDGLEY - I'm Asking Fogiveness /There Is Something On Your Mind (River City 728)
ニュースではニューオリンズ付近のハリケーン被害が毎日のように流れ、その爪あとたるや相当なものだった事が伺えます。あの被害を見て、人々の安否よりもレコードが相当ダメージ食らっただろうな。。。などと不謹慎な事が頭を過ぎった私です。(NAOYAさんもそうだったとか!?)ニューオリンズのアーティスト、レコード、その安否をお祈りします。さて、そんなニューオリンズからTOMMY RIDGLEY。若干ブルージィなリズム故によりサッドなフィーリングが深〜く伝わってくるスローです。我々にとってソウルは世界遺産と言えますから今後も大切にしたいですね。
その904話。シカゴから。
LOVEMASTERS - Love Train /Pushin' And Pullin' (Jacklyn 1009)
これ1枚しか知りませんが、ファンキッシュなグループ。ストロングなリードも良いが、コーラス・ワークなどもあって、一応、ヴォーカル・グループと思う。両面こんな感じだが、どちらかと言えば裏となる「Love Train」の方。ドラマス・タイプと言ったら誉め過ぎかもしれないが、このストロング・スタイルが結構聴かせてくれる。ミディアムかスローでもう少し聴いて見たい。他にないのかな!??
その905話。デトロイトから。
EDDIE PARKER - Love You Baby /Inst. (Ashford 1)
台風が近づいて来て風も強まって来ました。台風にもめげない爆裂ヴォイス、強烈な疾走感で突き進む、EDDIE のデビュー盤。Goldwaxをデトロイトに持って来たらこんな感じと鈴木さが"SOUL CITY U.S.A."で表現されていたが、正に上手い表現だと思う。ところで、これブートやら何やら色々と出てますが、tkさんのは2NDイシューとHPで仰っていました。とあるディーラーはARCHERの機械刻印がデッド・ワックスにあるのもはオリジナルと言ってましたが、2NDとの見分け方、私は良く分かってないのですよ。一応、機械刻印はクリアしてますが、どなたか見分け方教えてください。
♪ SOULFULLY, NAOYA : 9月6日(火)20時52分45秒

今日のは持っていました。
で、ブートとの見分けかたですが、ブートは、人形の足が右側の緑色にかかっている。 だから、STDさんのはセーフですよん。 わはは。

ファーストは、デッド・ワックスに大きい「ARCHER」というスタンプがあって、セカンドは、それが小さい。 サードは全く「ARCHER」というのがデッド・ワックスにないブート。
その906話。デトロイトから。
MICHAEL WALKER - I Got The Notion, You Got The Motion pt.1 /Same (Thunder 5253)
AL HUDSON & SOUL PARTNERS - I Got The Notion, You Got The Motion (from LP,abc 1001)
今日のMICHAEL WALKERの曲を聴いたら、横にAL HUDSONのLPが並べてあるし、分かる人には分かるだろう。そう、LPのA面の1曲目に入っていたあの曲です。LPが出されたのが77年、MICHAELのシングルは75年なので、オリジナルの可能性もある。ペンがあのスピナーズのPHILIPPE WYNN、録音はデトロイト(と言う事で、デトロイト産としました)、マスタリングはPhilly(アレンジがTOM BELL)、発売はNYのレーベルからとちょっとややこしいです。さて、曲の方はやはりコブシの利いたヴォーカルにハーモニーまで配したALの方に分があるが、曲が良いだけにMICHAELの方も悪くない。甘過ぎないセミ・スウィートといったところか。。。
その907話。南部から。
THE TENDERONIES - I'll Be There /Explain It (Hip Spin 144)
以前、NAOYAさんが紹介されていて、しっかりチェックさせて頂きました。これは素晴らしや、RAYONSかQUIET ELEGANCEかってぐらい。。。今年のベスト10に入りそう。グレイトな女性コーラス・グループと肩を並べられる南部特有の味を持つ、ナイス・グループ。MEADOW BROS.が絡んでいるんだね。作品はこれ1枚だけのようです。こいうのに出会えるからソウル・シングルの発掘はやめられないんだな。
その908話。デトロイト(?)から。
ELECTRIFYING CASHMERES - What Does It Take /Ooh, I Love You (Sound Stage 7 1500)
パブリシャーがJobete Musicで表の曲もJ.BRISTOL、H.FUQUAとデトロイト関連の人が並んでいるし、裏はJACKIE BEAVERSの曲のカバーなのでそう位置付けたが、確証はありません。彼等はこのグループ名の前にCASHMERSと名乗っており、Rubertownというレーベルからも作品を出しており、Rubertownという地名はケンタッキー州に存在するので、中東部の出身かも。さて、まず表。。。これ何処かで聞き覚えがあると思った。いつもなら思い出せないが、今回は思い出した。SIDESHOW Feat. ARTHUR PONDER - Sexy Lady (Muscadine #no.)というのがそれ。リズム・パターンとホーンの絡み方がソックリ。どっちが良いかと言うとこちらの方が数段良い。でも値段はあちらの方が数段高いと思います(笑)。裏は同レーベルでJACKIE BEAVERSがやっていた曲のカバーね。両面、ストロング・リードの活躍とナイス・ハーモニーなグレート・ダブルで正に私好み。
その909話。デトロイト(?)から。
HOLIDAYS - Lazy Day /Ego Tripping (Marathon 18475)
コンプリートまでの道のりはまだまだのHOLIDAYSですが、これはオリナルの方。全体像と言い切るにはまだ手に出来ないレア盤が残っているが、それでも各時代を掻い摘んで聴いて来た感想としては、彼等はその時代に対応したスタイルを持っている。これは73年頃の作品で、やはりこの時代のスウィート・グループ・スタイルを披露している。強烈な印象こそないが、美しいという形容が似合うバラード。裏はテンプスを意識したようなスタイルだが、こちらはもう一つ成功してないように思う。
その910話。NY(?)から。
HOT PROPERTY - Hard To Handle /Again (Generation 112)
NYのレーベルからですが、パブリシャーにEast Memphisとあるので南部録音かも!?さてこの曲、聴いた段階では気付きませんでしたが、OTIS REDDINGの曲ですね。それは後でNAOYAさんにお任せするとして、ここではハード・ドライビングなファンキー・ジャンプ。曲自体崩し過ぎて(?)もう一つですが、塩っ辛い声のリードと中盤まで聴くとINVICTUSばりの感じにも似た部分もあり、悪くないなと思わせてくれます。これで裏でスローでもジックリ聴かせてくれればバツグンなんですが。。。そのスローはやってくれてますが、曲がちょっと難解。
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