その881話。デトロイトから。
THE FOUR PRO'S - Everybody's Got Some Soul /You Can't Keep A Good Man Down (Carla 2532)
彼等はこのレーベルで2枚ですかね!?こちらの1枚しかまだ入手出来ていませんが。。。。さて、両面共にMIKE TERRYのアレンジの元、作られているノーザン・ナンバー。シャガレ声の辛口リードの味が何とも気に入っているこのグループ。2曲共に曲も魅力的だが、このリードが終始歌い飛ばすように疾走してくれるから痛快そのもの。もう1枚も何とか、、万難を排してでも入手したい。
その882話。南部から。









THE FIESTAS -
I'm No Better Than You /Tina, The Disco Queen (Chimneyville 10216)
I'm Goona Hate Myself /Is That Long Enough For You ? (Chimneyville 10221)
グループ物に関して、思いっきり独断と偏見でわがままを言わせてもらうと甘茶だけのソウルは物足りない。甘茶には塩昆布がセットされてないとね。勿論、渋茶に塩昆布でもOK!そんな事言っていると聴く物の幅が狭くなるが、人生折り返し近くなったら自分のわがままに忠実に行こうと思う。やはり声に力のあるリードがいる事が必須条件。そんな条件を満たしているグループと言えば、彼等もそう。Chimneyvilleの2枚、Respectの1枚は必聴です。
その883話。西海岸から。
ART GRAYSON - Be Ever Mine /When I Get Home (HBR 462)
大辞典によれば、4 Cornersの#106というシングルが同じ内容で出されているようなので、そちらがオリジナルのよう。恐らくこちらは大レーベル買取リリースじゃないかな!?いきなりブルージィーなイントロから始まるアーリー・ソウル。バックは女性グループがサポートしています。聴きものは中盤以降。。。この感情移入の仕方は既にディープ・ソウル・マナーな世界へ一歩足を踏み入れています。裏も語りを入れながら熱いシンギングに目覚めています。このシンガーの作品は2枚だけで、あまり話題になる事もありませんが、この感じならもう1枚もイケそう。
その884話。デトロイトから。
CODY BLACK - I Am Particular /I Will Give You Love (Wheelsville 107)
あぁ、これはもう、この真紅のレーベルとそこに刻まれた名前見ただけでイッてしまいそう。。。CODYの難関をまた一つクリア出来た喜びと彼の歌声にまた出会えた喜びと、その良さに堪能出来る喜び。。。。言い出したらキリがないけど、この7インチを所有したって事は、塩っ辛いCODY節に酔いしれられる至福の時を永遠に与えらると約束された訳ですから。そんな思いで胸イッパイのグレート・ダブルです。
その885話。南部から。
DYNAMIC ADAM - She's Gone /Forgive Me (Anla 113)
865話で同レーベルのSOUL SHOUTING TOMMYを紹介しましたが、これもまた二流故の大袈裟(?)な名前のシンガー。二流の域は出ませんが、何ともユニークというか微笑ましいと思える。SOUL SHOUTING TOMMY同様、このレーベルの制作方針かこれも片面にバラード、片面にファンク・ナンバーが配されている。歌はハッキリ言ってヘタクソですが、サザン・ソウル・マナーで歌われているのが嬉しい。裏のファンクも含めて、場末でもがく一生懸命な姿勢が伝わってくる。
その886話。シガゴから。
LEE SHOT WILLIAMS - You Are My Dream /I Feel An Urge Comin' On (Sussex 206)
先日、NAOYAさんの「今週の7インチ」で取り上げられていたお皿。正直言って、このレーベルにこんなディープなお皿があった事にも驚きでしたが、LEEの中でもベストというには早計ですが、かなりの上位にランクされるであろう出来栄えにも驚きました。あの後、実は密かに狙っていたんですよ。ハギレの良い70'SらしいバックにディープなLEEの歌声が映える!!
その887話。南部から。
BENNY LATTIMORE - Snap Your Finger /I Sold My Heart To The Junkman :as PEGGY THOMPSON (Hit 15)
BENNY LATTIMOREというとフロリダのイメージですが、これはナッシュビルにあったヒット曲専門の廉価盤(?)レーベルから。JOE HENDERSONのヒット曲、「Snap Your Finger」をカバー。。。というより歌いなぞっている感じかな。基本的に原曲のイメージを崩してはレーベル・カラーの主旨に反してしまう故というのもあったのかも知れません。日本でもカーステの8トラックの時代にこういう企画物ってありましたよね!?全然無名の人が歌ったヒット曲集って感じで。まぁ、それに近い物だと思います。無名時代のBENNYのデビュー作。ヒット曲をなぞりながらも後のBENNYが節々に見え隠れ。裏もそんな趣向の作品ですが、女性シンガーのモータウン風作品。
その888話。南部から。
EDDY GILES - That's How Strong My Love Is /So Deep In Love (Silver Fox 9)
ベイシック・ディープ・ソウル・クラッシックスです。Silver Foxは権利の関係上、Vividの日本編集LPには選外扱いでしたので、勿論Not Onです。EDDY (EDDIE)といえば、個人的には心の名曲、「Married Lady」がベスト・ナンバーなのですが、このバラードも高水準です。こういう出来の良いサザン・ソウルを聴かされると何かホッとしますね。裏のミディアムも快調です。
その889話。南部から。
LATTIMORE BROWN - A Mistaken Prayer /Say What (Duchess 1015)
LATTIMOREといえば日本ではSound Stage 7の音源がLP化されている事もあり、そのサザン・ソウル絶頂期は広く親しまれていますが、その前となるとあまり注目もされてないかも知れませんね。これはそのSS7一歩手前の作品で、このレーベルでも3枚はシングルが出ているようです。ニューオリンズのレーベルで、バックはかなりブルージィ。T-BONE WALKER直系のようなギターがビンビンなのでよりブルース色が強く感じられますが、それでもLATTIMOREはソウル寄りなシンギングを披露してくれてます。この時代ならではの熱い息吹が感じられ、これはこれでかなり良い。
その890話。シカゴから。
JOSEPHINE TAYLOR - Depend On Me /Smooth Groove (Palos 1208)
JOSEPHINEはTwinight盤を出したと思うが、こちらがまだだったと思うので。マイナーなシカゴ・レデイ・ソウルで一番注目しているのがこの人。tkさんのHPでも取り上げられていて、ほぼその全貌は見えます。決して線の太いタイプじゃありませんが、その切々と歌われる姿に胸打たれます。特にこの「Depend On Me」はスローで胸をグリグリとやられちゃって涙もホロリのナンバーです。後半からは加熱ぎみで熱唱と言ってよいでしょう。
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