その841話。南部から。
JIMMY BRASWELL - I Can't Give You My Heart /Your Love's Out Of Reach (King 6347)
随分前に紹介してますが、そのお皿は不慮の事故で、聴けない状態になってしまい、最近になって再入手しました。久々に聴いたが、やっぱり良いね。J.B.Pro.の制作になっているが、これは買い上げじゃないかな!?どう聴いてもマスルショールズ辺りで録られた南部録音だと思います。上手いとは言えないがソウルに大事なハートを持っていますよね、この人は。表のバラード、裏のミディアム、共に心を癒してくれるwサイダーです。
その842話。フィリーから。
















CLIFF NOBLES - Your Love Is All I Need /Everybody Is Wear For Somebody (Atlantic 2380)
これは何度も振られ続けてやっと手元に来たレコード。キャリアのある方ならお持ちと思います。A J-V Pro.制作となっていますからJESSE JAMES等の手によるアーリー・フィリーの傑作。この時代のフィリーって、サザンやノーザンの良いとこ取りをしたような、ディープ且つノリも良いというごった煮的な中にキラリと光る魅力を持っています。
その843話。シカゴから。
CICERO BLAKE - See What Tomorrow Brings /Don't Do This To Me (Success 108)
Tower盤紹介以来かな!?これは初期(62、3年頃)の作品でアーリー・ソウル。とは言っても既に唱法はディープ・シンガーのそれです。既にこの頃、"ソウルフル・シセロ"と呼ばれていたそうで、この時代にありがちなサラッと流れる雰囲気はなく、聴き答え充分な程に味わいがあります。裏も曲調こそ古いが、CICEROの歌からはソウルを感じさせてくれます。
その844話。NYから。
SAM WILLIAMS - Miracle Wonder /So Called Friend (Uptown 742)
レアなTower盤は持ってませんが、某オークション・サイトでも時々高値の花として沸きたっていますね。音はJohn RidleyのHPで確認出来ます。他にLLP、そしてこのUptownからも。ここで聴かれるSAMは「慈愛に満ちた」とでも言いましょうか。。。そんな思いを胸に刻む静かなる高揚を感じさせる1曲です。裏はR&B臭残るノーザン・ミディアム。何時になるか分かりませんが、全作品を揃えたいと密かに思いを寄せています。
その845話。デトロイトから。
FOUR SONICS - There's No Love /If It Wasn't For My Baby (JMC 141)
あれ!?久々に聴いたがこのグループ、過去に女性がフェーチャーされてましたかね!?この辺りから新起用かな!?今、ちょっと確認してません。陰影を付けた曲をストロング・リードが歌う中、女性リードのサポートもあり、更に素晴らしいコーラス・ワーク。う〜ん、デトロイトのグループってフィリーとはまた一味違った魅力がありますね。今までほったらかしていて損しちゃったよ。裏は気持ちよくスウィングするミディアム。こちらも男女のツイン・リードとなってます。
その846話。南部から。
PEP BROWN - Is It Too Late /Ia It All Over (Polydor 14176)
OLLIE NIGHTINGALE - I Gage Her Everything But Want (from LP,Pride 0017)
Polydorの両面付きは困難を極める。。。これも多分に漏れずですが、ここに出入りしている兵は既にお持ちと存じております。tkさんのHPでも既に特集されていますが、PEPのこのお皿はwサイダーである事を初めにお伝えしておきます。しかし、今日の主役は裏面の問題作(?)。殆どOLLIEのカバーと言って良いでしょう。Sound of Memphisのバックを受けたOLLIEと較べるとPEPの方は若干、こじんまりとした感は否めませんが(tkさん曰くバックはマスルショールズの面々)、OLLIE同様、ヴォーカルにしなやかさがあり、PEPにもこの曲は合っていると思います。こうして改めて聴いて、この曲は名曲だなぁ。。。とつくづく感じました。曲のクレジットの相違はマスターを大手Poydorに持ち込んだ事により、安易に明記されてしまったんじゃないかな!?
その847話。シカゴ(?)から。
PHIL LOWMAN - Rock Me (Till I want No More) /Save MY love For You (Palos 101)
L.J.REYNOLDS & CHOCOLATE SYRUP - What's A Matter Baby /The Penguin Break Down (Law-Ton 1556)
さて、何故この2枚を並べたかについては聴けば分かる。。。。そうなんです。同じバッキング・トラックを使って録られた謎のシンガー。Palosはたしかシカゴのレーベル。この西海岸のレーベルの物は恐らくセカンド・プレスもしくはBOOT!?あちゃ〜、音も曇ってます。これがオリジナルだとスキッとしてるんでしょうかね!?PHILはテナー系で特別強烈な個性のあるシンガーでもありませんが、曲が良さに助けられてますね。口直しにL.J.のバージョンをどうぞ!こちらはやはりスキッとキメてくれるね。
その848話。南部から。
BARBARA & THE BROWNS - I Don't Want To Have To Wait /Plenty Of Room (Cadet 5544)
TERRY FELTON - I Don't Want To Have To Wait /You're Welcome Back (Revilot 224)
くぅ〜〜〜、心に沁みる名曲だなぁ。。。多分既に取り上げていると思われますが、ご容赦下さい。でも、何度取り上げても良いものは良いですね。BARBARAのこの曲は彼女の作品の中でも個人的にはかなり上位にランクされます。そして、デトロイトのレーベルからTERRY FELTON。今回気付いたのですが、プロヂュースはBARBARAと同じくCHARLES CHALMERSが行っています。故にこれは南部録音という可能性が高いですね。買取でのリリースとなったのかも知れません。裏のミディアム・ジャンプもCHARLES CHALMERSが行っています。BARBARAと較べると非力感は否めませんが、こちらが当時デトロイト受けする要因があってこのレーベルでのリリースとなったのかも知れません。
その849話。南部、そしてデトロイト。
クラレンス・カーター- パッチ /ワン・モア・タイム (Atlantic 1179)日
THE CHAIRMEN OF THE BOARD - Patches (from LP,Invictus7300)
今日は日本盤とLPで。皮肉にも日本ではカバーのクラレンスの方が有名。確かにこのビートは今聴けば南部の色じゃない事が容易に分かる。でも、聴き慣れってのもあるが、意外とクラレンスには合ってると思う。彼のヒットにより有名に成り得ました。さて、原曲はH-D-H Pro.に依って作られたCHAIRMENの方。昔は気付かなかったが、紛れもなくInvictusらしい名曲です。
その850話。南部、そしてNYから。
BILLY YOUNG - Let's Them Talk /A Year, A Month, A Day (Mercury 72796)
KIM TOLLIVER - Let's Them Talk /I'll Try To Do Better (Rojac 129)
昨晩、NAOYAさんがこの曲を取り上げた時点で、今日はこれやろうと決めていました。昔、"SOUL ON"でもこの曲のカバー特集されてましたよね!?今、確認してませんが、パッと思いついたのがこの二人。かなりの人にカバーされている名曲だけに曲名聞いただけで、殆どハズレ・クジはないと思えるし、歌っているのが、この二人と聞けばもう保障されたようなもの。BILLYはOTISがプロデュースという貴重な条件プラスPS付きという末代まで家宝にしたくなるような7インチ。そして、パワフルなKIM。こちらはBILLYよりも少しテンポを付けて仕上げてます。
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