その751話。NYから、70'sノーザン・ナンバー。
NELL CARTER - The Morning After /Will You Keep Love All To Yourself (RCA 10434)
Myrna March & Bert DeCoteaux制作、いずれも検索すれば出て来るような有名(?)な人なので、恐らくNY産。モータウンにも通じるような適度なポップさも兼ね備えたアップ・テンポ・ナンバー。弾けるようなリズムのノリ、分かってもらえますかねぇ!?ちょっとキン付き気味のヴォーカルですが、声のツヤと伸びは素晴らしい。RCAというとSATYRやBILL HARRISばかりが騒がれて、勿論それも良いですが、まだ騒がれないこれは是非マークして欲しいものです。
T.N.J.'S - Falling In Love /Don't Foget About Me (Chess 2155)
ELIJAH JONES(又の名をApex盤のE-Jon)がリードを取る70年代のグループ、T.N.J.'SのChessからの1枚。強烈なタイプではあるませんが、ストロング・スタイルと後の80年代に見せる都会的な両面を兼ね備えたような人。P-VineのChess系スウィート・ソウル・コンピにも選曲されていたお皿ですが、特に表のバラードは昔から好きだった曲。フィリーのシグマ録音です。裏はミディアムでこちらも快調。









その752話。フィリーから。
ウィルソン・ピケット - ファンキー・ブロードウェイ /ソーリー・アバゥト・ザット (Atlantic/日グラモフォン 1028)
これを譲って頂いた人の話では、その方が当時、東京の某ディスコの従業員で、実際に回していたお皿だと仰っておりました。で、そのディスコは火事に遭い焼けてしまったとも。。。当然、回っていたのは「ファンキー・ブロードウェイ」だと思いますが。裏の「ソーリー・アバゥト・ザット」もピケットの中では、1、2を争うスロー・バラードだと個人的には思っています。くぅ〜、沁みるぅぅぅ。。。
HANK SOUL MAN MULLEN - He Upset Your Dreams /Listen (Audel 362)
NYからOne & Onlyのディープな1枚。表はジャンプ、裏がバラード、所々で音をハズすがそこはご愛嬌。シンガーの声もイイし、マイナーにしては曲の良さも際立っている。昨日、アリバドさんと一緒に聴いた1枚でした。さすがにアリバドさん、既にお持ちとの事でしたが、双方納得のグレート・ダブル。
その754話。NYから。
その753話。日本の初期ディスコでかけていた1枚から。
その755話。西海岸から。
70年代であろうハリウッドからド・マイナーなシンガーによるミディアム。ちょっとカントリー臭も漂うがオーソドックスに歌われていて、ほのぼのとした中にも時折、リキ味を入れて熱さも感じさせてくれる。情報らしいものは何もありません。もう少し聴いてみたいが、残念ながら裏はインスト。
MAURICE RODGERS - Sweet Louise /Coming On Strong (Double Shot 146)
Re: 今日のも良いですねぇ。こういうの大好きです。 ゆったり気分にさせてくれて。。。 確かに、カントリー臭が漂っていますが、なんのなんの。 これ位聞かせてくれるのならば、ね!
その756話。オハイオから。
OCCASIONS - There's No You /Baby Don't Go (Big Jim 3273)
Way-Outレーベル傘下のマイナーから。グループ物のノーザン・ミディアム。男性リードと女性コーラスによる編成だが、このリードが中々ガッツい感じで良い。黄色いレーベルに良い物が多いとは何処ぞで聞いたフレーズだが、昨日のMAURICE RODGERSといい、悪くないでしょ!?しかし、裏の曲はディープ・ファンは聴くべからず。ホントに同じグループ??と思える程の変貌ぶり。ニュージャージーのGEORGE KARRがやりそうなスモーキーなスィート・スロー。この俗世間から逸脱した雰囲気も間違いなくもう一つのオハイオの香りだ。
その757話。NYから。
NATE WILLIAMS - She's A Woman /You're Doing Wrong (Honey B 1001)
黄色ラベルで続きます。これもアリバドさんが置いて行ってくれた1枚(感謝です)。全然知らなかったシンガーですが、レコードを回した途端に「これは良い」と直感出来ました。語りから入るディープ・バラード、作りもマイナーそのものでバックも大した事ありませんが、しかし、そこはシンガーのディープ・フィーリングで充分に聴かせてくれます。いや〜、まだまだディープ・ソウルの奥は深い。
Re:今日のは持っています。 でも、そのレーベルじゃないのを。 L. L. MILTONのINTERSTATE 95盤です。

Re:ネイト・ウィリアムスのこの2曲は、オレの持っているのは'RAPDA'というレーベルのものです。
その758話。ジョージアから。
OSCAR TONEY,JR - Can It All Be Love /You're Going To Need Me (King 5906)
" - I've Found A True Love /Keep On Loving Me (King 6108)
OSCARのKingでの2枚が揃ったので挙げてみます。2枚目の方にMacon Music BMIとクレジットされているので当時のレーベル所在地、ジョージアでの録音だと思います。アーリーな作りですが、ゆったりした歌い口ながら、曲の端々にOSCARのディープな持ち味は既に出てますね。2枚目の「I've Found A True Love」は「Can It All・・・」の改作と言って良い作り。よりヘビーな仕上がりとなっています。割愛しましたが、他の曲もOSCARファンなら見逃せません。特に「Keep On Loving Me」はバツグンのノリのジャンプ。
その759話。デトロイトから。
CODY BLACK - Love Like I Never Had /Reap What You Sow (Ram-Brock 2004)
皆さん既にお持ちでしょうね!?私も嘗てはRam-Brock盤の3枚は押さえてました。しかし、不覚にも処分した箱の中にCODY BLACKも入っていたようで、以後見当たりません。今探すと2枚目と3枚目は意外と出てこないのですよ。手こずってます。これを買い戻したのもつい最近。昔聴いた時は内容的にもちょっと落ちるかな!?と思っていましたが、久々にレコードで聴いたCODYは素晴らしい!昔の思い出も相まって凄く新鮮に感じました。
その760話。フロリダから。
JESSIE BUTLER - Free To Be Me / Best Part of A Man (Bound Sound 1008)
FRANKIE GEARINGの録音(# 1004)もある80年代発のモダン・ディープ。サウンドこそ、80年代初期のあの感じだが、ヴォーカルはもろ70年代を引き摺ったオーソドックスなスタイル。本来、キーボード奏者のようで、60年代にはPhilipsから「Memphis Soul」というインスト・アルバムもあるようで、元々は南部の人かも知れない。マイアミといえばどの盤でも必ずと言って良い程、顔を出すCLARENCE REIDの制作のよる。どちらかと言えば不器用そうで、小気味良い立ち回りの出来ないタイプだが、そこが逆に良さでもある。
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