THE AFRICAN BEAVERS - Find My Baby /Jungle Fever(RCA 47-8530)

これで2枚揃ったAFRICAN BEAVERS。もう1枚は既に「ソウル千夜一夜」にて既出です。で、こちらがデビュー盤。TONY FOXがメンバーだと言われています。鈴木さんはデュオと考えられると書いておられるが、実際は数人編成のバンド・スタイル。でもヴォーカルをとっているのは2人!?中間のギター・ブレィクなどロックン・ロール風だがこれが意外とエグイ感じでカッコイイ。それもこれもやはりヴォーカルがソウルしてる所為でしょうね。裏はボ・ディドリーにインスパイヤされた様な反復リズムを刻むファンキッシュ・ジャンプだが後半に行くに従い加熱していく。
#191・・・from N.Y.

















THE FABULOUS BALLADS - God Bless Our Love Pt.1 /Pt.2(Bay-View 11426)

グループ名がFABULOUS BALLADSとないってますが、声を聴く限りあのVentureのBALLADSでしょうね。LPでもこの曲はやってましたが、そのLPバージョンとはこちらは別録音のようです。このシングルは67年に出され、ラベルには"In Album - Here We Are"と書かれているので、出てはないと思いますが、アルバム計画まであったようですね。最もVentureのアルバムでさえ、DJ盤しか見ませんが。さて、曲は2部構成。より素朴な感じですが、こちらも味があって良い。
#192・・・from San Francisco


BARBARA HALL - Can I Count On You /V.I.P.(IR 8035)

Tuskaでのレア・ディープがマニア筋で多少有名なレデイ・ソウルです。このレーベルでも2枚出ていて、もう一つはかなり昔、紹介してると思います。こちらは74年の1枚目。サウンドも歌い方も既に70年代らしい身のこなしですが、結構好きです。ディープな中にもしっとりとした女らしさが潜むナイス・ミディアム2発。
#193・・・from Chicago


JIMMY LEWIS - We Can Make It /Two Women(TRC 987)

Tangerineに入社しての1枚目で、68年。表の曲はレイ・チャールズにも歌わせていて、未聴ですがLPにも入っているようです。ナカヲさんが前にソウル・ファンにもオススメと言ってましたね。さて、オリジナル作者となるジミー。実に堂に入ったシンギングで申し分なし。この人は上手いから駄作の方が少ないけどね。裏のミディアムもグレート。
#194・・・from L.A.


WILLIAM BELL - Everyday Will Be A Holiday/Ain't Got No Girl (Stax 237)

当たり前過ぎて申し訳ないが、アトランティック系シンガーの作品って1曲、1曲がもう名曲の域で、他のマイナー・シンガーから見たらお手本のようなものですね。これも結構カバーされていると思うが、この頃のWILLIAM BELLの歌の充実ぶりも凄いがBOOKER T.等のバックももうバッチリですね。今日、ラジオからふとSAM & DAVEが流れて来るの聴いて、やっぱり60年代のメンフィスは素晴らしいなぁとつくづく感じた
#195・・・from Memphis


ROBBIE ROBINSON - Everyday Will Be Like A Holiday/Hip Slip (Mockingbird 1018)
and The Show Stoppers

さて、昨日のレコードは今日への布石。WILLIAM BELLの名曲をカバーするノース・カロライナのマイナー・シンガー。先日、KING LOUIEという人の作品をここで出しましたが、あれと同じレーベルから。オリジナルに割と忠実にカバーされてますが、掛け合い風なサポートが入り、ちょっとデュオっぽいところもある。曲の良さも手伝って結構イケてます。
#196・・・from North Carolina


ERNIE JOHNSON - Dream To Remember/Disco Music Keep On Going On (Rowan 45876-100)

もう一つカバー物で行きます。#122話でRide盤を出したのも記憶に新しいERNIE JOHNSONです。ここではオーティスの静かなるバラード、"Dream To Remenber"をカバーしてます。Ronn、Southern Biscuit等でも同曲がリリースされているようですが、すべて源はこのRowanにあるようです。オーティスよりテンポを落としてしみじみと歌う姿に伝わって来るものがありますねぇ。でも較べたりしちゃダメですよ。この曲、マラコ録音とは関係なさそうだが何故かマラコの2枚組コンピに収録され、鈴木さんも不思議だと書かれていましたが、これはSouthern Biscuitで買取してるからでしょうね。裏はディスコ題材の歌物で、作りはディスコじゃない。。けどまぁもう一つです。
#197・・・from Nashville


STANLEY MITCHELL - Quit Twistin' My Arm/Get It Baby (Dynamo 111)

では、暫定ベスト5に現段階で苦しくもハズレとなった1枚をまず1枚出そう。う〜ん、我ながらこのモンスター・ノーザンを外してしまった事に少し罪悪感さえ憶えるなぁ。POPCORN WYLIEプロデュース、MIKE TERRYアレンジという黄金の布陣によるグレート・ミディアム。シンガーについては良く分かっていないが、これ以外はいずれも50年代後半の作品でTORNADOSというグループと一緒の名義となっているのでグループ出身か!?67年のこれが最終録音となってますが、この1枚はノーザン・シーンでも人気盤ですね。
#198・・・from Detroit


MARIE ALLEN & SONNY WARNER - Till Then/Hand In Hand (Bee Bee 221)

Chessで中々のディープ・ソウルを歌っていたSONNY WARNERのアーリー作品。このBee BeeというのはWashington D.C.のマイナーレーベルで"R&B Indies"によれば、61年〜62年に活動していたようで、このSONNY WARNERのレコードは3枚確認されており、内2枚がこの女性とのデュオのようです。アーリーとはいえ、SONNYとこのMARIE ALLENなる女性、リキみ加減で見事によく吼えてます。中間のいかにもR&B的なギターも時代を感じさせますが、こういうのも悪くないですね。
#199・・・from Washington D.C.


DON BRYANT - I'll Go Crazy/Shop Around (Hi 2143)

基本中の基本ですが実は昨日、某所で話題となっており、久々にLPやらCDやら、そしてシングルも出して来て聴いていたのです。この曲はやはりシングルで、ボリューム大き目で浴びるように聴くのが最高です。その圧倒的音圧に打ちのめされる。DeccaのTONY ASHLEYのカバーもレア盤として有名ですが、オリジネーターのDONのバージョンもやはり素晴らしい〜。これが、TONY ASHLEY並に出回ってる数が少なかったらみんな血眼だろうね!?ありがたい事に容易に聴けて感謝です。鳥肌立ちました。
#200・・・from Memphis
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