JIMMY JONES - Yesterday's Mistakes /I Want Action(Twinight 130)

某所で話題となったシカゴのJIMMY JONES。表の曲はUK Kentの"Twinight's Chicago Soul Heaven"にも収録されていましたので聴けたが、裏も結構良いとの事だったので、凄く聴きたかった1枚です。表は明快でヌケの良い70'sシカゴ・ミディアムの傑作だと今、改めて思います。ヴォーカルの合間に漂うストリングスもどこかハイ・サウンドと似たものを感じますね。裏のファンキッシュ・ジャンプも実にカッコ良い。ナイス・ダブルですな。。
#171・・・from Chicago


REGGIE SOUL - I Feel So Bad/I Got Jody (Red Balloon 01/03)

昨晩、シカゴ〜西海岸のライン云々という話をチラッと出したが、音楽の主流の移り変わりがあったのではないかと考えている。50年代に南部のブルース・マンがシカゴを目指したように70年代にはモータウンも西海岸に移った時期でしたよね。さて、これはシカゴ産ミディアムをカバーする西海岸のシンガー。ここではかなり前にCaprri盤というのを取上げたことがあるが、最近ではすでにそれは300オーバーという高騰ぶり。こちらは先日、上京した時に○ニオンにもまだ安く落ちていた(まだあるんじゃないかな!?)。しかし、ディープ・ファン的観点から見るとこちらの方が好み。ひとたびブレィクすればこちらも高騰しそうな要素は持っているカッコ良いミディアム。



LEE SAIN - Baby Don't Leave Me/I Can't Fight It (Broach 6724)

さて、オリジナル曲はこちらです。曲名は違っていますが、Red Balloon盤の方の作者もちゃんとLEE SAINになってる。バックキング・トラックも同じだと思います。















#172・・・from L.A.


VANN PERRY - I Know I'll Be Alright /I'm Not Particular(Stonel 1005/6)

NYから、これも恐らくワン&オンリーのシンガー。ほのかに香るサム・クック、、いやJAMES PHELPSタイプと言った方が適切かも知れないな。ディープ・ファンだったらこの手のバラードは正にツボだと思いますが。。勿論、私もね。裏はクックしてないが、こちらも曲の勢いとこの声で充分イケてしまいます。
#173・・・from NY


THE VALENTINOS - The Death of Love /Tired of Being Nobody(Jubilee 5636)

VALENTINOSってsar倒産後、BOBBYが独立してその後は何処で主に活動していたんだろう!?一応レーベル所在地にしておきました。さて、これはSar〜Cheker〜Chessの後で68年のJubileeでの1枚目。恐らくBOBBYはいないだろうからリードはCURTISか!?彼等の場合流石に名門、BOBBYがいなくとも安心して聴いていられますね。凡百のグループとは一味違う。
#174・・・from NY


ROBERT EARL - Say You'll Be Mine /Love Will Find A Way(Carol 103)

Want Listにあったので、拾っておいたが何処で知ったか憶えてない。大辞典にもR&B INDIESにも載ってないしね。デッド・ワックスで確認出来るのは、ナッシュヴィル・マトリックスのスタンプがある。他にCAROL 103-A/B、ZTSB 11428/9、それに離れたところに33の数字。コロンビアのナシュヴィル・プレス工場で66年に製造されたものだという事だけ唯一分かる。さて、サウンドを聴く限り、南部と考えてもそう見当違いじゃないかも知れない。バックも歌も割とカチッとしていてバツグンじゃないが糸を引く良さがあります。
#175・・・from Unknown Place


BETTY WILLIS - Act Naturally/Soul (Phi-Dan 5001)

西海岸のMojoやRendezvous(こちらはソウル千夜一夜 #861話にて取上げています)で歌っていた人と声を聴く限り同じですね。Phi-Danというのはフィル・スペクターの関連レーベルのようで、ここではアイケッツなども録音しているようです。バックはスペクター・サウンド特有の大袈裟でウォールが立っている様ですが、そんなのお構いなしといった感じで、豪快且つパワフルないつものBETTY節が炸裂して、強引にソウルとしてねじ伏せているようです。裏はタイトルに反してジャズっぽいインスト。
#176・・・from L.A.


SAMSON & DELILSH - Woman /Will You Be Ready ?(Red Cap 101)

同じ内容でabcからのメジャー・リリースも出ていますが、こちらはデトロイト・マイナーからのローカル・リリース。5枚ほどシングルのあるグループのようで、これは67年のデビュー盤。いかにも裏デトロイトといったサウンドを背に辛口のリードが歌ってますが、ディープな味もあって、結構イケます。裏はツイン・リードのようで、中盤、後半での掛け合いが聴き物。
#177・・・from Detroit


KING LOUIE - I've Been Down So Long/Broway Up Tight (Mockingbird 1007)
with COURT JESTERS

ノース・カロライナにもこの手のディープ・ソウルは少ないけどあるんですねぇ。これはNAOYAさんも「今週の・・・」で紹介したような気もしますが、まぁ忘れた。恐らくワン&オンリーと思われ、これしか知りません。ローカルな風情ですが、結構イケてます。裏はファンキー・ナンバーで、個人的にはこちらはもう一つ。
#178・・・from North Carolina


JAY DEE BRYANT - I Want To Know /Don't Stop Now(ALFA 201)
& THE KIDDIE-OS

この人はtkさんのオハコな人です。Magic Knightsを従えてDoo-Wop期から歌っていて、Josie盤辺りがディープ・ソウルとしては一番熟していますかね。これはまだディープが熟す前、そしてDoo-Wopから頭一つ飛び出している。しかし、どうだろう!?昇り調子なJAY DEEとその頂点へ疾走して行く勢いという点では彼の作品の中でも1、2を争うんじゃないだろうか。。
#179・・・from N.Y.


LATTIMORE BROWN - Darlin' Dear /Somebody's Gonna Miss Me(Excello 2196)

初期ラティモアもやはりクックの影響下にあったことが確認出来ます。Zilにて2枚出した後のこれはポジションとしてはDuchessの前に当たる61年の作品。両面共にクック・フィーリングが漂っており、表が「You Send Me」そして裏は「Wonderful World」。しっかりパクっております。
#180・・・from Nashville
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