THE 5 ROYALES - Take Me With You Baby /Not Going To Cry(Home of the Blues 232)

Hiレーベル創立前夜という感じのHome of the Bluesから、ベテランR&Bグループ、5 ROYALESです。このレーベルでは5枚ほど出てて、モロJ.B.ナンバーをカバーした作品は以前にここでも取り上げたと思う。King時代の初期ではJ.B.よりも格上でしたが、この頃はもう逆転されてたと思います。でも、そのスタイル、Doo-Wop期にあって泥臭さで異臭を放っていましたが、ここでもその一貫したR&Bナンバーを展開してくれているのが、嬉しくもあります。ところで、これ最近、ジョンマンのサイトでは異常値になってますが、あんな値段で売れるなら売っても良いな。。


























#141・・・from Memphis


EDW.HAMILTON & THE ARABIANS - I Love You So /Now You Have To Cry Alone(Lanrod 1605)

ARABIANSとしては2枚目、EDWARD HAMILTONの名が出てくる物としてはこれが最初のレコードじゃないかな。このレコードはCarrie 1605 = Lanrod 1605として出されているようですが、実は昔、SOUL ONで鈴木さんが特集された時に掲載されていたLanrod盤の画像とデザインが違う。そちらはデトロイトの住所が記載されているが、私のはなんとフロリダの住所である。これがブートでないとするなら、このグループをかなり広域に売り込もうとの戦略だったのか!?事実、この後の3枚目はCarrie、Lanrod、Le Mansの3つのレーベルから出てるし。さて、内容はお聴きの通り、アーリーだが、EDWARDのひたむきな歌にディープさが滲んでる。鈴木さんはこれを聴いて、彼の出発点はクック的なゴスペルだと感じたそうだ。ところで、デッド・ワックスですが、L-1605-A/BというマトリクスNo.の他にPEPPERと書かれた機械刻印がある。
#142・・・from Detroit


STEVE DIXON - All That's Left Are The Memories /Going Down For The Third Time(Instant 3325)

関西土産から。。Spotlite盤が今やレア・ディープ皿として知られつつあるSTEVE DIXON。そちらの盤は以前、O.A.にてANさんに聴かせて頂きました。ANさん、その節はありがとうございました。Instant盤の1枚目(73年)もクック・スタイルの好盤ですが、75年のこれはどうか!?両面ミディアムですが、こちらも中々のものです。特に表の「All That's・・・」は最近のお気に入りで、よくターン・テーブルに乗せています。始まりはミディアム、途中でギヤを切り替えて、ジャンプへと昇進して行く何ともカッコ良いナンバー。
#143・・・from N.O.


GENIE BROOKS - Fine Time /Juanita(Minaret 130)

Coralで1枚、そして当レーベルで2枚しかないシンガーですが、バッチリのディープ・フィーリングを持っています。もう1枚の方は出て来るものの殆どがSame Flipで中々裏付きは拝めません。こちらの方がまだ容易かな。。さて、表のミディアム、裏のスローとサザン・マナーで歌われたディープ・ファンのストライク・ゾーンだと思うが如何かな!?裏のバック、特にギターはクラレンス・ネルソンを思わせる。
#144・・・from Nashville


THE CHEERS - Take Me To Paradise /I Made Up My Mind(Okeh 4-7331)

LITTLE BEN & CHEERS、NORFLEET COUUSINS、そしてこのCHEERS。すべてNORFLEET BROS.による血縁グループと見てよいと思う。シングルは結構出てますが、これは69年のOkehでの1枚目(ここでは2枚)。特に表の「Take Me To・・・」はディープ・ファンにもアピール度充分。コーラスも良いが、ストロング・リードの突出した感情の高ぶり具合が熱い。裏はハーモニー重視のナイス・ミディアム。
#145・・・from Chicago


JIMMIE BAKER - Share It Girl /Funny How People Forget(Renegade 5610)

先日、NAO-Gが「今週の7インチ」で取上げていたのも記憶に新しいかと思います。NAO-Gの背中を追っ掛けて私も入手しました。実は気になっていたのは貼り付けられなかったもう片面の曲。こちらはホーンも入ったアップ・ナンバーとのことだったので、ちょっとワクワクしてました。裏のバラードはしんみりとしたサッド・フィーリングが良いが、こちらのハネ具合も充分合格ね。彼のレコードはこれ1枚のみと思われます。
#146・・・from Nashville


BOBBY HOLLEY - Babby, I Love You /Moving Dancer(Weis 3005)

パブリシャーにEast Memphis Musicと記載されているので、実は南部!?とも考えられます。そもそも、このレーベルはStaxのデストリビュートの元、68年に旗揚げされているようです。JOHN EDWARSが2枚出しているレーベルという事で、ディープ・ファンからも注目されていると思いますが。。70年代らしいゆったり目のミディアムですが、悪くない出来ですね。それよりも裏のファンキー・サイドの方が今ならFunkファンにアピール出来るかも知れません。。いやもう注目されているのか!?そちらの側面には疎いので分かりません。これも関西土産より。
#147・・・from Chicago


KENNY B. - Love Doesn't Live Here Any More/Say It Ain't So (Bennett 105)

ワン&オンリーの知れざるNYディープ。。って言ってもここの人はもう知ってるね。曲展開、ヴォーカル・コントロール、レコードの端から端まで、更にはレーベルの色合いまでもの何もかもがすべてツボ。。文句の付けようがありません。
#148・・・from NY


THE ARROWS - We Have Love/Bring Back The One I Love (Bandit 0001)

これは以前、アさんが紹介してたかな!?大辞典やSOUL HARMONY SINGLESには#101と記載されているが、私のは#0001。こちらがオリジナルだと睨んでる。陰影を付けた重量感のあるディープ・バラード。ここでリードをとるのは二人で、ストロングなリードが引っ張り、所々でもう一人がハモるというスタイル。彼等は後にMAJISTIC ARROWSとなり、LPも出ています。持ってないので、そちらの内容は分かりません。
#149・・・from Chicago


LEO McCORKLE - Please Send Me A Somebody Else /On Top Of The World(Popside 4592)

NYからCLYDE OTISプロデュースのこれもワン&オンリーのディープ皿。作品を聴く限り、ここに来るまでに教会で相当吼えてたんだろうね!?これを聴かされると表のスローなんて、もうメロディーに乗るだとかそんな事は関係なく、リズムよオレについて来いてな感じの強引な展開だね。裏のリズム・ナンバーではもう少し、曲に乗った感じではあるが。。でもこういう、ストロング・スタイル、ハッキリ言って好きです。
#150・・・from NY
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